【おもレン試乗】インテグラ タイプR (DC5・6MT)
こんにちは! minijumboです。
今回は約半年ぶりの、おもしろレンタカー試乗記事だよー。
借りたのはインテグラ! タイプRとしては2世代目のDC5。
実は僕にとって、小さい頃から好きだった憧れのクルマである。
一言でいうと、「コワモテだけど優しい、近所のお兄ちゃん」だった。
■スタイリング
平成19年(後期の最終年)登録だけど顔は前期…しかも純正にはない黄色?
これはおもしろレンタカーのスタッフさんの趣味なん?
なんか不思議な子だけど、マフラー以外はノーマルの構成らしい。
正面。涙目が特徴的。
でもライトめっちゃくすんでるな…。
サイドショット。やや後ろが重めのクーペスタイル。
んーやっぱインテRはななめ前から見るのが一番格好いいね。
そしてリア。涙目と並んでDC5インテグラの特徴なのがこのダッグテールよね! めっちゃ好き。
インパネもダッグテール風に傾斜している。
中央の3連メーターに見えるのはエアコンのスイッチ。これが回し心地ええんだわ…。
外装も内装も、シルエットだけみると王道のクーペにみえて、パーツひとつひとつが独特で個性的。すごく素敵。めっちゃ好き。
にしても黄色って派手だよなぁ…と最初から最後まで思っていた。
そして、レンタカーを返却して自分のクルマに戻ると、そいつも黄色だったw
閑話休題。
■ドライビング
今回はおもレンの店舗から筑波のフルーツラインに行って、エンジン、ミッション、ハンドリングの感覚をしっかり味わってきた!
まずはエンジン。名機K20Aの高性能版、2.0Lで220馬力を叩き出すR-Spec。
エンジンブロックの赤い差し色が眩しい。
インテグラは車重が約1,200kgあるので軽快感はさほどないけど、実際は速い。気づいたらスピード出てるタイプ。
あとはVTECね。高速の合流で6000回転まで引っ張ってみたところ、音が明らかに変化。
おー、これかこれか!w
加速感も若干は変わったけど、思ってたほどではなかったかな。(ベタ踏みしてたわけじゃないし分かりにくくて当然かな)
これ、すごいけど、普段使いでハイカムに入るわけないw
次にミッション。このミッションフィールは、今まで乗ったことない不思議な感じ。
シンクロが緩衝してる感じがあまりしない割に、雑に押し込んでもガリッと弾かれたりせず、軽い力でスコンスコン入る。余計な気を遣わなくてよくてすごく楽。
エンジンの回転落ちが早いために、シフト操作は素早くやる必要がある。
ラグとなる時間が短い分、一度変速のタイミングを掴んだら、まるでATのようにスムーズな加速が可能! シフト操作が上手くなったように思っちゃう。
もちろん、回転数合ってない状態でクラッチを繋ぐとショックは来る。
それにしたって、車速に対して回転が高かったのか低かったのかが分かりやすい。
成功したら超滑らか、失敗した時にはどうダメだったかをクルマが教えてくれる。
00年代のタイプRって、もっと繊細で、一見さんお断りみたいな気難しさがあると思ってた。
でもこのインテグラは優しいね。すごく楽しかった。
最後にハンドリングだけど、これは思ったよりピーキー。
ステアリングのロックtoロックは2.6回転と小さめ。当然重い。
重いくせに、風や路面の傾きの影響を受けて、ハンドルが右に左に、情報を伝えてくる。
しっかり握っとかないと飛ばされちゃいそうな、若干の危うさがある。
でもこれがワインディングを走るとめっちゃ楽しくなる不思議。
ハンドルを切れば、狙ったところにスッっと入っていく。当然ロールはしっかり抑えられている。
公道で、常識的な速度で走る限りは、全然破綻する気配ない。すごく安心感ある。
これで筑波を流すのは、サイコーだった!
■おわりに
ずっと乗りたいと思いつつ、敷居が高そうで手を出していなかったインテR。
今回乗ることにしたのは、1世代前のDC2インテRが、いつのまにかおもレンのラインナップから消えていたからだ…。
DC5もいつまで乗れるか分からないと思い、乗れるうちに乗っておくことにしたのだ。
そしていざ乗ってみると、特に問題なく、楽しむことができた! 借りてよかった!
インテRは「強面だけど、話しかけてみると優しい、近所のお兄ちゃん」だった。
でもよく考えると、僕もう免許取って8年、マイカーでMT車乗るようになって5年経つんだよな。
経験を積んだから今回インテRを楽しく乗れたのかも、と思うとちょっと感慨深いものがある。もっともっとカーライフ楽しむぞ!
※試乗日:2022/8/10
コメント
コメントを投稿