2023年6月-7月に読んだ本まとめ


こんにちは! minijumboです。

今回の積ん読消化記事は、6月と7月の2ヶ月まとめてになります。
なぜなら7月は1冊しか読まなかったから…。
体調崩したりしててあんまり読む時間なかったのよね。

てなわけで、今回記録するのは6冊。今年読んだ本は31冊になった。

夏草の賦 上-下 / 司馬遼太郎 / ★★★★★

・手にした経緯
たまには歴史小説を読もう、という個人的な取り組みの一環。

・どんな本?
戦国時代、土佐から四国全土を支配した長曾我部元親の物語。
大きな野望と臆病さを兼ね備え、なるべくして四国の覇者となったが、本土でおきる覇権争いの流れには逆らえず、滅んでしまう。

・ちょこっと感想
上巻では、知略をめぐらせ四国を制圧にかかる元親の勢いある姿が眩しい。
いっぽう下巻では、織田家と豊臣家に振り回され、覇気を失っていく元親が痛々しい。
まさに栄枯盛衰。
司馬遼太郎の本は読むのに時間かかることが多かったんだけど、この本は展開が早くすらすらと読めた。


義妹生活8 / 三河ごーすと / ★★★★☆

・手にした経緯
もはや説明不要? 1巻から読み続けてるラノベ。

・どんな本?
3年生に進級し、同じクラスになった義兄と義妹。クラスの中では2人の関係性を隠そうと極力話さないようにすることで、かえって2人の距離感がおかしくなってしまい…。

・ちょこっと感想
この文脈から共依存の話に繋がるのは予想外だったな。僕、共依存の話になるととたんに理解力が落ちる。そんなにあかんのか?


恋人以上のことを、彼女じゃない君と。2 / 持崎湯葉 / ★★★★☆

・手にした経緯
去年読んで面白かったラノベ、続編出てるの知らなかった!

・どんな本?
大学時代の元カノと続く、名前のない心地よい関係。

・ちょこっと感想
あからさまにやることやってんのに、詳しくは書かないのな。
エロくしたいのか、したくないのか、どっちなんだい! (筋肉ルーレット開始)


お探し物は図書室まで / 青山美智子 / ★★☆☆☆

・手にした経緯
2021年本屋大賞2位、文庫化されてたので、面白いのかなと気になって読んでみた。

・どんな本?
悩みを持つさまざまな人が登場する群像劇。
町の図書室で、司書さんからオススメされた本をきっかけに、人生が少し変わっていく。

・ちょこっと感想
んー。あんま合わなかった。
悩み事があって、本をきっかけに和らいでいくっていうストーリーは分かるんだけど、もうちょっと心理描写が多ければ面白かったかな。
あとは似たような本を既に読んでて新鮮味がなかったというのもあると思う。


決断力 / 羽生善治 / ★★★★☆

・手にした経緯
昔から持ってる本を久しぶりに読み直した。

・どんな本?
将棋界のレジェンド、羽生善治さん。先月から日本将棋連盟の会長に就任された。
その方が、将棋に対する向き合い方を通じて、ビジネスでも使えそうなアドバイスをしてくれる…という趣旨だと思うんだけど、純粋に読み物としても面白い。

・ちょこっと感想

ビジネスと将棋って個人的には微妙に結びつかない。自分の社会人としての視座が低いからそう思うだけで、もっと大局的な判断をする立場だと将棋と同じように考えられるのかな?


嘘つきジェンガ / 辻村深月 / ★★★★★

・手にした経緯
好きな作家さんの新作。図書館で予約してた。

・どんな本?
大きな嘘をついた人たちのの短編集。コロナ禍で闇バイトに手を出す学生、正体不明の作家を勝手に詐称してオンラインサロンを開くアラサー女子など。

・ちょこっと感想
最後の話がよかったな。
迷惑かけた相手に対して「勝手に美談にするな」って、どこまで自分勝手なんだ。
話がイイところで終わる(結末まで書かない)のも辻村深月にしてはちょっと珍しい気がする。面白かった。


以上ですー。
8月はもうちょっとたくさん読みたいな。面白い小説に出会えますように。


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