2022年6月に読んだ本まとめ
こんにちは! minijumboです。
いまさら6月の積ん読消化記事である。
7月頭に一度記事を書いて公開したんだけど、その後手違いで消してしまったのだ…。やる気が戻らず放置して、今になってしまった。。
今回は箇条書きでいくよ。(逆にこのほうが読みやすかったり…?)
素晴らしき洞窟探検の世界 / 吉田勝次 / ★★★★★
・国内外の「未踏洞窟」を旅する筆者の体験記
・洞窟探検についての解説の中に挟まれる、筆者の経験談が興味深い
・狭い横穴に頭からハマって抜けなくなった話
・縦穴で上からの落石を受け、片手でロープを登って脱出した話…
・狭い通路の先は行き止まりなのか?それとも広い空間があるのか? 探検ってロマンがあるなぁ。
水族館ガール8 / 木宮条太郎 / ★★★★☆
・たまに読んでる連作小説。ついに最新巻に追いついた笑
・興味深かった話。淡水魚って川をまたいだ移動はできないので、それぞれの川で孤立していて、同じ種であっても少しずつ遺伝子が異なる(これを「系統」として区別している)
・「系統」の絶滅は頻繁に起こっている。時には人間による自然保護の取り組みが裏目に出て絶滅する「やっちゃった」もある
・生態系の保護は大切だけど、地道な活動に見合うだけのメリットが、そこに住む人にもあるのか…
・小説自体も面白くて、こういう考えさせられる話題が毎回あるのもよい
君の話 / 三秋縋 / ★★★★☆
・作り物の記憶「義憶」を植え付けられた青年が、存在しない幼馴染の女の子と"再会"する…話
・じれったくて切なかった、展開も早くて飽きなかった
・もうちょっと低年齢向けなんだろうけど、僕はまだ読めるな…
マチネの終わりに / 平野啓一郎 / ★★★★☆
・気さくなクラシックギタリストの男性と、ジャーナリストの女性のロマンス
・心を通わせながらも何度もすれ違い…これもなかなかじれったい話だった
・そして2人の会話の高尚なこと。。芸術からイラク戦争の難民の話まで。けっこう重いシーンもあった。読みごたえのある本
こうして誰もいなくなった / 有栖川有栖 / ★★★☆☆
・短編集。短い話は2ページで終わる
・ミステリーながら、あまり頭を使わずさらっと読める話が多い
・ちょうど自分がメンタルやられてた時に読んだので、あまり重くなくて助かったw
「超能力」から「能力」へ / 山岸隆、村上龍 / ★☆☆☆☆
・自己啓発本かなと思って借りてきたら本当に超能力の本だった
・CDを聴くだけで、エネルギーの作用により緊張感が和らいだり、思考速度が上がったりするらしい
・説明できない事象は、素直に分からないと書いてある。その潔さには感服
・でもどうしても胡散臭いイメージは拭えず…
TVディレクターの演出術 / 高橋弘樹 / ★★★★☆
・テレ東のディレクターさんが著者。「空から日本を見てみよう」などに関わっていたらしい(見てた!)
・参考になると思ったところをメモ
・「入念な計画があるからこそ、予想外のものが撮影できる」
・「話を伝わりやすいようにまとめることが、編集作業」
・地道な作業のうえに、皆から認められる成果があるんだな。
はい、ということで箇条書きの読書感想文でした。
6月に読んだ本は7冊、今年の通算は44冊。この調子でどんどん読んでくぞ!
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