【新型コロナ】僕がチェックしている3つの数値

 

こんにちは! minijumboです。

新型コロナ、いつまでたっても収まらないね。

今日のニュースによると、東京都の会議で「自分の身は自分で守る感染予防のための行動が必要」という指摘が専門家からなされたらしい。

そんなん今更だわ。ふざけんな。と思った。あと結局今の感染状況ってどうなの?とも思った。

ニュースを見ててもいつも同じような言葉で、危機的ということしか分からない。なんならボジョレー・ヌーボーの出来のほうが分かりやすいまである。いくらなんでも不安なので、僕はたまに自分なりに数字を調べている。

その中で、特にチェックする意味があると思った数字を3つ、これから紹介するよ。


①新規感染者数

これは一番目立つ数字だから皆注目していると思う。わざわざ調べなくても、Twitterで誰かがリツイートしてくれるか、ニュースの通知が来るので、だいたい皆が知っている。
僕は自分で調べる時は、東洋経済のサイトを見ている。

新型コロナウイルス国内感染の状況 - 東洋経済

東京都を例に見てみると、8/11時点では、8/5の5,042人がピーク。2021年明けの新規感染者数が2,500人くらいだった。
僕の住んでいる千葉県では、8月の新規感染者数は1,000人程度。神奈川県では1,500人程度。
…正直、去年とは桁が違うし千人って言われてもよくわからん。


ってことで、身近にどのくらい感染者がいるのか考えてみる。

千葉県の人口は628万人。千葉県の1日の感染者数がだいたい1,000人。
ウイルスの潜伏期間が1週間+発症してから陽性と分かるまでに1週間かかるとすると、「自分がコロナだと知らずに生活してる人」が千葉県内に14,000人いる計算になる。人口比を計算すると0.22%。
(ちなみに千葉県の累計陽性者数-療養解除者数は約10,000人なので、ウイルスを体内に保持している人は約24,000人、人口比は0.38%になる)

僕が普段使っている京葉線。10両編成で乗車率100%とすると1,600人が乗っている。その中で「自分がコロナだと知らずに生活してる人」は、1600×0.0022で3.52人いることになる。言い方を変えると3両に1人はいる。僕は週2回程度通勤のために電車に乗っているので、3両に1人でもおそらく週に1回はすれ違っているだろう。

幸い僕の周りではコロナに感染した人は今までほとんど居なかった。1年近く会ってない友達のご家族とか、職場のビルの別フロアの人とかその程度。でもこうやって仮定と計算をしてみると、今まで気付いてなかっただけでコロナは普通に身近にあるのだ。
接触を避けるために、感染者数が減ってくるまでは、自分が出かける頻度を減らすしかない。



②実効再生産数

これは、一人の感染者が何人に感染を広げるか?を表す値。
単純計算で、実効再生産数が1より多ければ新規感染者数は増えていき、1未満なら新規感染者数は減っていく。
類似の値に「基本再生産数」というのもある。詳細は朝日新聞デジタルの記事が分かりやすかったので、こちらを参照。

最新の数値の確認には、①と同じ東洋経済のサイトが便利。

新型コロナウイルス国内感染の状況 - 東洋経済

8/11時点での東京都の実効再生産数は1.10。第5波のピーク値は、7/31時点の1.74だったので、2週間弱で感染拡大は少し落ち着いたように見える。しかし、この数字が1未満にならないと感染の収束は見込めないはずなので、今はまだ感染拡大中であるといえる。

ちなみに東京都における実効再生産数の最大値は、2020/3/29の3.62…なんだけど、当時の新規感染者数は70人やそこら。感染者数が少ないと誤差も出やすいみたいなので、この数字をもとに「1.74でもマシなほう」と考えるのは止めたほうがよさそうだ。


ただ、そうはいっても1人から移るのは1~2人。デルタ株が蔓延している状況でもこれなので、「すれ違っただけでも移る」というのはさすがに嘘なんじゃないかと思えてくる。
換気とマスク着用をしっかりしていれば、よっぽど運が悪くない限り感染しないと予想。

ただし①でも書いたとおり、感染者数が多ければ自分が感染者とすれ違う機会も増えるので、運悪く移される可能性も高まる。結局出歩かないに越したことはない。



③現在患者数/対策病床数

これは入院が必要な患者の数を、新型コロナ対応の病床数(医療機関+宿泊施設)で割ったもの。以下のサイトで、都道府県ごとの%値がわかる。
(※「現在患者数」は、厚労省発表の「入院治療等を要する者」の数値となっている)

新型コロナウイルス対策ダッシュボード - jig.jp

このサイトは民間の企業が運営しているんだけど、内容は厚労省発表のデータを元にしており信頼性は高い。なんなら経産省からサイト運営の功績を表彰されていた。

で、この数値が100%を超えている場合、入院が必要と診断されても、病院にも療養のための宿泊施設にも空きがないことになる。結果、自宅での療養になるのだと思われる。
(※ ちなみに「入院治療等を要する者」がどのように判断・集計されているかは不明。厚労省発表のデータだけど、よく分からず)
東京・神奈川・千葉はいずれも8/11時点で300%を超えており絶望的な状況。患者さんも医療従事者さんも本当に大変だろうと思う…。

もっとも上記の数字が100%以下だとしても、病院のリソースに余裕があるとは限らない。実際の病院のキャパシティを推測するには、以下NHKのサイトの「病床使用率」を併せて確認する必要がある。

病床使用率 全都道府県グラフ - NHK

上サイトの数字では、「現在患者数/対策病床数」が300%を超えている東京・神奈川・千葉いずれも、病床使用率は50~60%になっている。数字だけ見るとまだ余裕がありそうだけど、当然、ベッドだけあってもお医者さんと看護師さんがいないと意味がない。過去の推移を見ていると、病床使用率70~80%程度が、病院としてのキャパシティの限界と思われる。


重要なのは、病院に余裕がないのはコロナに限った話ではないことだ。コロナ以外の急病、たとえば盲腸とか、交通事故とか、そういういつ誰がなってもおかしくない出来事でも、受け入れてくれる病院が少ないのが現状ということだ。
東京都では救急車の稼働率が100%近くになっているという話もある。つまり救急車を呼んでも来ない、必要な時に医療が受けられない状態になってるのだ。

医療に従事する方々の負担を考えても、今病気にはなりたくないと思う。やっぱり出かけないに越したことはない…。



■まとめ

ってことで、調べたことをいろいろ書いてみた。
でも結局、コロナにかからないためには何をすれば良いのか? いつになったら出かけてよいのか?


これについては、僕の中ではある程度結論を出している。今まで数字にうるさく書いてたのに、いきなり適当になるけどごめんね。

・ワクチンを打つまでは、なるべく出かけないようにする。出かける場合はマスクを着用して、3密を避ける。特に、マスクもパーティーションもない状態で他人と会話しないようにする。(※1ヶ月以上はできている)

・ワクチンを打った後は自分の感染可能性が下がるので、出かける機会を増やしてもいいと思っている。3密回避とマスク着用は継続。また、病床使用率が高い地域への旅行は避ける。(自宅or実家のある地域以外にいる時に発症して入院できなかった場合、療養できる場所がなくなる可能性がある)


肝心のワクチン、2週間後に1回目の接種を受ける予定。2回目はシルバーウィークの前になる。シルバーウィークに旅行できるかな?

僕もみなさんも、少しずつ状況を良くするべく、引き続き感染対策がんばりましょう。


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