2023年3月に読んだ本まとめ


こんにちは! minijumboです。

3回連続の積ん読消化記事になります。
もはや自分用のメモなんだけど、意地でも続けるのだ。書かないと何読んだか忘れちゃうから。

3月末までに読んだ本は16冊。

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号泣する準備はできていた / 江國香織 / ★★★☆☆

・手にした経緯
直木賞ってモヤモヤ系が多いのか?を確かめるため。2004年直木賞受賞作。

・どんな本?
短編12編、一つ一つが短くて濃密。
浮気をしながら、姑と旅行をする妻。
離婚を考えながら、ふたり揃って実家を訪ね父母と麻雀を打つ夫婦。
幸せな家庭にいながら、ずっと昔の恋人と再会することを想像している主婦。
…「ながら」で書けるのが共通点?

・ちょこっと感想
やっぱりモヤモヤ系じゃねーか! モヤモヤというか全話「イイところで終わる展開」で消化不良。そんなこともあるのかなぁ、ていう感想で、正直あんまりよく分からなかった。



海の見える理髪店 / 荻原浩 / ★★★★☆

・手にした経緯
懲りずに直木賞の本を読む。2016年直木賞受賞。

・どんな本?
こちらも短編集。
自責の念から家族を捨てた父と、父を探し続けた息子の再会。
事故で亡くなった娘の代わりに成人式に参加する夫婦。

・ちょこっと感想
悲劇が絡まってるけど読後感はよかった。
僕は分かりやすく最後ハッピーエンドっぽく纏まってる話が好きらしい。モヤモヤなし。


 

自分ですぐできる免疫革命 / 安保徹 / ★★★☆☆

・手にした経緯
図書館で見つけた。たまにはこういう本も読んだほうがいいかなと。

・どんな本?
がんは免疫力を上げれば自然治癒する! 手術をすると免疫力が低下するので、一時は良くなるが再発時の悪化リスクが高い!

・ちょこっと感想
生活習慣ワンポイントアドバイス的な本かと思ってたら、想像より主張が過激だった。けど一理ある。手術の体へのダメージが大きいことは素人目にも分かるもんね。



まる子だった / さくらももこ / ★★★★☆

・手にした経緯
図書館でたまたま目に入って、面白そうだから借りてきた。

・どんな本?
さくらももこの小学生時代を回想するエッセイ…風フィクション。アニメちびまる子ちゃんのまる子視点固定、みたいな感じ。

・ちょこっと感想
クスクス笑えた。さすがに子供目線でそれは見えすぎだろ、とか思ったりするけど。どこまでが実話なんだろう…。



俺たちは神じゃない / 中山祐次郎 / ★★★★★

・手にした経緯
「泣くな研修医」ていう本が面白くて、同じ作者さんの本を探したらこれが出てきた。

・どんな本?
とある外科医が、己の技術と患者に真剣に向き合いながら、たくさんの手術をこなしていく物語。タッグを組む関西弁の医師が印象的。

・ちょこっと感想
やるせないことがたくさん起こるストーリーなんだけど、なぜか悲壮感はない。
あとがきを読んで納得。作者にも大切な医師仲間がいたけど、仲違いしてしまったらしい。この本は作者が体験できなかった、仲間とのIFストーリーなんだね。



朝が来る / 辻村深月 / ★★★★★

・手にした経緯
もはや説明不要。また辻村深月。
全作読破するには多すぎる。

・どんな本?
苦難の末に養子を迎えた母。そこへ「子どもを返してほしい」と訪ねてくる、子どもを産んだ母。子どもを預かった時の記憶と違う姿に、別人が騙しに来たのではないかと疑うが……。

・ちょこっと感想
産みのお母さんの話は息が詰まる感じだった。本人の意思に関係なく決まることっていっぱいあるよね。
そして「朝が来る」というタイトルが秀逸。このタイトルだから希望を持って最後まで読める。


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はあ、やっと先月分まで投稿完了。追いついた…。

次は積ん読消化以外の記事を投稿したいと思います笑

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