【エージング】1年半使ったイヤホンと新品イヤホンで音は違うのか?
こんにちは! minijumboです。
最近、個人的にイヤホンが熱い。3月に入って新しいイヤホンを2本も買ってしまった。
といっても新しいブランドを試しているのではなく、今まで使ってたイヤホンが断線しかけているから、同じブランドのを買い足しただけ。
それがこちら。
全部finalのイヤホン。左から、1年半使ったE2000C、新品のE2000CS、新品のE3000C。
ってことで、古いE2000のケーブルがちぎれないうちに音の比較をやっていくよ。
同じイヤホンでの新古比較っていうのは今までではじめて。
■E2000は新古で音が違うのか?
いきなり結論を書くけど、比較すると明らかに音が違う。
使い込んだE2000の方が、新品より低音が厚い。
反対に(というか相対的に)、高音は新品のほうがシャリシャリと強調されている気がする。
このあたりはエージングすることで不快なアタリが取れてくるのかもしれない。
総合的には使い込んだE2000のほうがマイルドで解像度も高いように思う。低音高音がいい塩梅に落ち着いて、ボーカル域が強調されるようにも感じる。
もともとE2000はアタックが強めで迫力があるけれど、ボーカル域のアタックでいえばエージング後の方がより強く感じられるようになる。
個人的には、聞き慣れているのもあるかもしれないけど、使い込んだほうの音が好み。なので新しいE2000もガンガン使って慣らしていこうと思う。
んーしかし、使っていくうちに音が変わるというのは本当だった。新旧2本比較してみると思ったよりはっきりと違いが分かった。
どこまでを「エージング」といってどこからを「劣化」というのか…という疑問もあるけど、それはまぁ主観の問題なんだろうな。
おそらくどんなイヤホンでも、出荷時に一番良い音が鳴るということはないと思うので、新しいイヤホンを買ったときは1~2日くらい音楽を流しっぱなしにしてみるといいかも。
■おまけでE3000
10時間ほどエージングしただけのE3000も聴き比べ。これはE2000と同じドライバーを搭載していて筐体の材質だけが違うモデル。
店頭のポップとか他のレビュー記事では、E2000は「ライブの最前席」、E3000は「ホール」と形容されていて、実際聞いてみてもたしかにその通りだなと思う。
E2000は、言ってしまえば全部の音が近場で鳴っている感じ。
対してE3000は、E2000よりも「音場」が分かりやすいと思う。E3000は、ボーカルは近く(真正面)から届くけれど、メロディ(特に高音)は少し遠くから鳴っている感じがする。音が左右どちらから鳴っているかも感じやすい。
比較すると、音の距離が分かりやすいぶん、E3000のほうがちょっとリッチな気がするけど、純粋にどちらの音が好みかは別の話。僕はE2000が好き。
もし新しく買おうとしてる人がいれば、一度視聴してから好きな方を選ぶのをおすすめしたい。
ちなみに、E2000は高音寄り、E3000は低音よりと言われている。僕の耳では、1年半使ったE2000と新品のE3000は同じくらいの低音に思える。
まとめ!
□新品のE2000
・迫力がある
・高音強め、ちょっとシャリシャリする
□1年半使ったE2000
・新品よりしっとりめ
・高音強め
・低音もよく鳴る
・線がちぎれそう
□新品のE3000
・音場が分かる
・低音つよめ
ちなみに今回は紹介しなかったけど、バイノーラル特化のE500も持っております。
しばらくは幸せなオーディオライフを送れそうだ…。
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